
過去の自分への手紙、説教にならない書き方
便箋に手書きで・封蝋で封をして・リンクひとつで届く
昔の自分に書こうとすると、つい「もっと勉強しておけ」と先生のような口調になりがちです。あの頃の自分が本当に欲しかったのは、助言よりも「ちゃんと見ていたよ」という一言だったはずです。まず当時の自分がどんな毎日を過ごしていたかを思い出し、そこへ静かに声をかけるつもりで書いてみてください。
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こんな書き出しはいかが?
“中学二年の冬、教室で笑ったふりをしていたあなたへ。あのとき一人で耐えていたことを、今の私はちゃんと覚えているよ。”
“十年前の私へ。いまは先が見えなくて、夜になると眠れないと思う。先に言っておくと、そのあともちゃんと朝は来たよ。”
“あの年のあなたは、会社に行くだけで精一杯だったよね。それだけで十分がんばっていたと、今なら言えるよ。”
書くときのコツ
1. 「あの頃の自分」を一つの場面で呼び出してください。制服のまま帰った夕方の道、電気を消した部屋など、具体的な景色があると声が届きます。
2. 「〜しておけばよかったのに」「〜すべきだった」は避けましょう。「〜してもよかったんだよ」「あの頃は知らなくて当たり前だった」と、当時の事情を認める言い方にすると責める響きが消えます。
3. 今の自分の報告は小さなことで十分です。好きな食べ物が変わらないこと、今も連絡を取っている友だちがいることなど。立派な成功の自慢は、かえって相手を遠ざけます。
よくある質問
Q. 後悔していることは、手紙に書いてもいいですか?
書いて大丈夫です。ただ「あのときこうしていれば」と並べるより、「あのときの私には、それが精一杯だった」と当時の自分の気持ちを認める形で書くと、責める手紙になりません。最後は一行だけ、今の自分が笑っている話で閉じると読後が軽くなります。
Q. 書いてすぐではなく、時間をおいて開けることはできますか?
できます。開封日を設定すると、その日の0時に手紙が開けるようになります。封をするときに、必要ならパスワードも決められます。リンクは一つだけなので、LINEなど普段使っているメッセージで自分宛てに送っておけます。読むときもブラウザで開くだけで、アプリのインストールや登録は要りません。書く、封をする、送るまで無料です。