
家を出る子への手紙、寂しさも誇らしさも重くならずに
便箋に手書きで・封蝋で封をして・リンクひとつで届く
引っ越しの前の夜、段ボールの積まれた部屋の前で、親は「体に気をつけてね」くらいしか言えないものです。寂しいと書けば子どもが気にするし、応援だけ書けば本心が抜ける。良い手紙は、寂しさを一度だけ短く認めて、あとは子どもの背中に向けて書かれています。
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こんな書き出しはいかが?
“段ボールだらけになったあなたの部屋の前を通るたびに、来月からはここにいないんだなと、ふと立ち止まっています。”
“合格の連絡をもらった日、台所で一人、声を出さずに泣きました。うれしい涙だったので、安心してください。”
“結婚が決まったと聞いた夜、うれしいのになぜか眠れませんでした。小さかったあなたの手を引いて歩いた道を、思い出していたからです。”
書くときのコツ
1. 寂しさは一度だけ、具体的な場面で書きましょう。「玄関の靴が一足減る」「食卓の椅子が空く」のような一文で十分です。「寂しい」を何度も繰り返すと、子どもが背負うものになってしまいます。
2. 「いつでも帰っておいで」と書くなら、「帰らなくても大丈夫。あなたの毎日を優先してね」も添えてください。帰る義務のように読まれない一言が、罪悪感を防ぎます。
3. 「立派になった」と一般的にほめるより、最近見かけた成長を一つ挙げてください。自分で朝起きるようになったこと、面接の前に落ち着いて話していたことなど、親だから気づいたことが一番届きます。
よくある質問
Q. 「寂しい」と書くと、子どもに罪悪感を与えませんか?
一度だけ短く書き、すぐ後ろに「でも楽しみにしている」と続ければ、重くはなりません。寂しさを隠しすぎると手紙が他人行儀になるので、気持ちを認めたうえで、行き先を肯定する順番にするのがおすすめです。
Q. 引っ越しの日や式の前日に合わせて、手紙を届けられますか?
はい。封をするときに開封日を決めておくと、その日の0時に読めるようになります。リンクは1本なので、LINEやSMSで先に送っておけます。受け取る側はアプリのインストールも会員登録も不要で、ブラウザですぐ開けます。書く、封をする、送るは無料です。